血流改善に効くアロマオイル5選
- 日向 凛
- 8月24日
- 読了時間: 3分
更新日:8月25日

現代人に多い「冷え」や「肩こり」「慢性疲労」の背景には、血流の滞りがあることが少なくありません。そんな中で、心身をやさしく整える手段として注目されているのが「アロマオイル(精油)」によるセルフケアです。香りの力を利用することで、自律神経のバランスを整え、血流を促進させることが期待されています。
この記事では、血流改善に役立つ代表的なアロマオイルを5つ厳選し、それぞれの特徴や使い方をご紹介します。
1. ラベンダー:緊張をゆるめて巡りを促進
ラベンダーは鎮静作用に優れ、自律神経のバランスを整えることで血流の改善に効果的です。ストレスや不安感からくる血管の収縮を和らげ、リラックスした状態へ導いてくれます。
おすすめの使い方:・お風呂に数滴垂らして入浴(アロマバス)・就寝前のディフューザー使用
2. ローズマリー:血行促進と集中力アップ
ローズマリーには血液循環を活性化する作用があり、特に冷えや肩こり、筋肉のこわばりに悩む方におすすめです。また、朝の目覚め時や仕事中の集中力アップにも役立ちます。
おすすめの使い方:・ホホバオイル等で希釈し、マッサージオイルとして使用・芳香浴で頭をすっきりとさせる
3. ジンジャー(生姜):体を内側から温める
ジンジャーの精油は血管を広げて血行を促進する温熱効果があります。手足の冷えが気になる方や、慢性的な冷え性に悩む女性に特に好まれるアロマです。
おすすめの使い方:・温湿布として利用(お湯に数滴垂らしタオルを浸す)・足湯に数滴垂らすことで足元から温まる
4. ブラックペッパー:筋肉の緊張緩和に
ブラックペッパーは血流を良くし、筋肉の張りや痛みを和らげる効果があります。スポーツ後のケアや、デスクワークによる肩・首のこり対策にも有効です。
おすすめの使い方:・マッサージオイルに混ぜて筋肉周辺に塗布・冷えやこわばりが気になる部位に使用
5. スイートマジョラム:副交感神経を活性化
スイートマジョラムは血圧を安定させ、心身の緊張を緩めて血の巡りを整えてくれる精油です。とくに就寝前のケアに最適で、眠りの質も高めてくれます。
おすすめの使い方:・枕元のティッシュに1滴垂らして香りを嗅ぐ・お風呂での使用も◎
アロマオイルの安全な使い方
アロマオイルは高濃度の精油ですので、肌に直接つけることは避け、必ず植物オイルで希釈してください。また、妊娠中や持病のある方は使用前に医師またはアロマセラピストに相談しましょう。
おわりに
血流を改善するための第一歩は、日々のセルフケアに気づきを持つこと。アロマオイルは、心と体の両方にやさしく働きかける「香りの処方箋」です。お気に入りの香りを生活に取り入れて、リラックスと巡りのある毎日を実現してみてはいかがでしょうか。


