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【血液をサラサラに】マイナスイオンが赤血球の凝集を防ぐ?血流への影響とは

  • 執筆者の写真: 日向 凛
    日向 凛
  • 8月25日
  • 読了時間: 5分
マイナスイオンで赤血球の凝集を防ぎ血液サラサラで健康な女性


マイナスイオンと血流の意外な関係


私たちの健康において、「血流の良し悪し」は非常に重要な要素です。血液は、酸素や栄養素を身体中に運ぶだけでなく、老廃物の排出や体温調節にも大きく関わっています。


そんな血流をスムーズに保つための注目ポイントのひとつが、「赤血球の凝集(赤血球同士がくっつき固まる現象)」です。


最近では、マイナスイオンが赤血球の凝集を抑える可能性があるという話題も耳にします。本記事ではその仕組みと背景について、看護・医療現場の知見をもとに解説します。




赤血球の凝集とは?血流悪化の引き金に


赤血球の凝集とは、赤血球同士がくっつき固まる現象です。


赤血球は血液の主成分で、酸素を全身に運ぶ役割を担っています。通常はサラサラと単独で流れていますが、何らかの理由で互いに凝集すると、血液の流れはドロドロになり、血流が悪化してしまいます。


特に以下のような要因で凝集が進みやすくなるとされています。

  • 生活習慣の乱れ(喫煙・飲酒・過労など)

  • ストレス

  • 運動不足

  • 水分不足

  • 高血糖や高脂血症


このような状態が続くと、血流が滞り、冷え性や肩こり、さらには生活習慣病のリスクまで高めてしまうのです。




マイナスイオンが赤血球に作用するメカニズムとは?


宮崎県延岡市の血液内科「太陽クリニック」の報告や、看護師向け専門メディア「レバウェル看護」の記事によれば、マイナスイオンには赤血球の凝集を抑制し、血液をサラサラにするような働きがある可能性が指摘されています。


▶︎ 医療現場での観察事例


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太陽クリニックの記事によると、「身体のいろんな細胞に酸素を運搬する赤血球にも、その周りにはマイナスイオンの荷電層が存在して(マイナスイオン環境では)赤血球がお互いにくっつきにくくなっていますが、逆にプラスイオンが増えるとちょうど丸い磁石が重なるように連なってしまうのです」とありました。


人混み・OA機器周辺・低気圧の場所には、プラスイオンが多く、「本来、一個ずつバラバラに活動すべき赤血球が何個も連なると微少血管の中を流れにくくなり、身体中の細胞に酸素を届ける効率が低下してしまいます」。


これにより、酸素が不足して、頭痛や頭重感、めまいなどの症状が起こるのです。

台風などお天気が悪い時に体調が悪くなる人は、この影響かもしれません。



▶︎ いわゆるドロドロな血液とは

神奈川県にある岩本薬局の記事によると、プラスイオンが増えた赤血球が他の赤血球と団子状に連なり、血液中の流れを悪くしてしまいます。これがいわゆる血液ドロドロといわれる状態だそうです。


通常、血液中の赤血球は丸く、周りはマイナスイオンが取り巻いています。このマイナスイオン同士が反発しあうため、赤血球は血管中をサラサラと流れていくことができるのです。
しかし、栄養素をエネルギーに変える体内酵素が不足すると、エネルギーに変換され損ねた糖分やタンパク質、脂肪などの栄養素は毒素となって血液中に閉じ込められてしまうことになります。
この糖やタンパク質はプラスイオンを帯びているので、血液中に侵入すると、赤血球のマイナスイオンと結合するために、丸い形をした赤血球がデコボコした形になるのです。
そして、プラスイオンが増えた赤血球は他の赤血球も呼び寄せて、赤血球が団子状に連なり、血液中の流れを悪くしてしまいます。これがいわゆる血液ドロドロといわれる状態です。

これでは、せっかく有効成分が血液に入ってきたとしても、結合しあった赤血球が流れを阻止して効果を発揮できないだけでなく、酸素や栄養素を細胞のすみずみまで運ぶことができません。
更にドロドロ血液は、免疫システムの主役となる白血球の働きまでも著しく低下させてしまうのです。



マイナスイオン4分照射 ビフォーアフター


50歳代女性の血液を指から採取し、顕微鏡で観察した画像が①②③です。

赤血球の凝集と異物を確認しました。

マイナスイオン発生器を同じ指に4分当てた後、血液を採取し観察した画像が④です。


マイナスイオン照射前の血液
①マイナスイオン照射前の血液
②マイナスイオン照射前の血液
②マイナスイオン照射前の血液
③マイナスイオン照射前の血液
③マイナスイオン照射前の血液
マイナスイオン照射後の血液
④マイナスイオン照射後の血液



科学的根拠など、今後の研究に期待


現在のところマイナスイオンと赤血球凝集の関係についての科学的エビデンスは、まだ限定的です。実験レベルでは興味深い効果が観察されていますが、臨床的に明確な因果関係を証明するには、さらなる研究が必要です。


ただし、血流改善の一助となる「可能性」があることは確かであり、ストレス軽減やリラクゼーション効果と合わせて日常生活のサポートとして取り入れることには一定の意義があるでしょう。




まとめ:血流ケアの一環としてマイナスイオンを活用する


  • 赤血球の凝集は血流悪化の原因になりうる

  • マイナスイオンは赤血球の凝集を抑える可能性がある

  • 血流ケアの一環として、リスクの少ない範囲で取り入れる価値あり


日常でマイナスイオンを取り入れる3つの方法


  • マイナスイオン発生機器や、マイナスイオン美容機器の使用

  • 森林浴や滝、自然の中での深呼吸

  • イオンシャワーや岩盤浴などのウェルネス設備の利用


血流改善は「一度にすべてを変える」のではなく、少しずつ整えていく継続的なプロセスが大切です。マイナスイオンの力も、そんな習慣のひとつに取り入れてみてはいかがでしょうか。

© 2025 マイナスイオン血流改善Lab

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