肩こり・首こりは血流の悪さが原因?
- 日向 凛
- 8月17日
- 読了時間: 3分
更新日:8月25日

私たちが日常的に感じる肩こりや首こり。長時間のデスクワークやスマホ操作、ストレスなどが原因と思われがちですが、実は「血流の悪さ」が根本的な要因となっているケースも少なくありません。
本記事では、肩こり・首こりと血流の関係、そして改善のための具体的な対策について詳しく解説します。
血流が悪いと、なぜ肩こり・首こりが起きるのか?
筋肉が緊張し続けると、その部位の血管が圧迫されて血液の循環が悪くなります。血流が滞ることで筋肉への酸素や栄養供給が不十分になり、老廃物も蓄積されやすくなります。この状態が「こり」の原因です。
特に肩や首は、頭を支えるために常に緊張状態にあり、現代人のライフスタイルではさらに負担がかかっています。
こんな人は要注意:
長時間パソコンやスマホを使う
姿勢が悪く、猫背やストレートネック気味
ストレスが多く、リラックスする時間が少ない
運動不足
冷え性を感じている
これらの状態はすべて、血流を悪化させる要因となります。
肩こり・首こりの悪循環
血流の悪化 → 筋肉の酸素不足 → 緊張・硬直 → さらに血流が悪くなる → こりが慢性化
このような悪循環に陥ると、マッサージや一時的な対処では根本改善が難しくなります。根本的な原因である「血流の改善」を意識した習慣の見直しが必要です。
血流改善による肩こり・首こりの対策法
温めて血行を促進
湯船に浸かる
蒸しタオルや温熱シートを使用
首・肩周りを冷やさない服装を心がける
ストレッチ・軽い運動を取り入れる
肩甲骨を動かす体操
首をゆっくり左右に回す
腕を後ろで組んで胸を開くポーズ
正しい姿勢の習慣づけ
画面の位置を目の高さに合わせる
背筋を伸ばして座る
30分に1回は軽く体を動かす
栄養バランスの取れた食事
血液サラサラ効果のある食材(青魚、納豆、にんにく、ビタミンE)
水分補給もこまめに(脱水は血液をドロドロにします)
ストレスの解消
瞑想、深呼吸、アロマなどで副交感神経を優位にする
趣味の時間を確保する
マイナスイオンと肩こりの関係
森林や滝など自然環境に多く存在するマイナスイオンは、自律神経を整えることで副交感神経を優位にし、血管を拡張させます。その結果、筋肉の緊張がほぐれ、肩や首のこりが軽減されるといわれています。
最近では、マイナスイオンを発生させる家庭用の健康機器も登場しており、忙しい現代人にとって手軽なケア方法として人気です。
まとめ
肩こりや首こりは、単なる「疲れ」ではなく、血流の悪さが関与する体からのSOSです。根本的な解決には、血流を促す生活習慣の見直しと、日々のセルフケアが欠かせません。
さらに、自然の力を応用したマイナスイオンによるアプローチも効果的です。デスクワークが多い方、冷えやストレスが気になる方は、ぜひ一度ご自身の生活習慣を振り返り、できることから実践してみてください。


