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動脈硬化を防ぐ抗酸化食品とは?

  • 執筆者の写真: 日向 凛
    日向 凛
  • 8月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月25日


血管の模型と抗酸化野菜を手に持つ女性

【はじめに】

動脈硬化は、血管の内壁に脂質や老廃物がたまって血管が狭くなる現象であり、進行すると心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患につながる恐れがあります。近年、この動脈硬化の予防に有効とされるのが「抗酸化食品」です。本記事では、抗酸化食品がなぜ動脈硬化を防ぐのか、そしてどのような食品を積極的に摂取すべきかをご紹介します。


【抗酸化とは?】

人間の体内では、日常生活やストレス、紫外線、喫煙、過度な飲酒などにより「活性酸素」と呼ばれる物質が発生します。これが過剰になると、細胞や血管を酸化させ、動脈硬化の原因となるのです。抗酸化物質は、この活性酸素の働きを抑え、体を酸化ストレスから守ってくれる成分です。


【抗酸化作用のある代表的な栄養素】

以下のような栄養素には、強い抗酸化作用があります。

  • ビタミンC:免疫力アップにも関与し、血管の健康を保つ。

  • ビタミンE:脂質の酸化を防ぎ、血管の老化を抑制。

  • ポリフェノール:赤ワイン、チョコレート、ブルーベリーなどに含まれる。

  • カロテノイド類(リコピン、βカロテンなど):トマトやニンジンなどに多く含まれる。

  • セレン:細胞を守る酵素の働きをサポート。


【動脈硬化予防に効果的な抗酸化食品10選】

トマト(リコピン) 強力な抗酸化力を持ち、加熱調理により吸収率が上がります。

アーモンド(ビタミンE) 1日10〜20粒を目安に摂ると、血管の若さを保つのに効果的。

ブロッコリー(ビタミンC・スルフォラファン) 加熱しすぎないことで栄養価を保持できます。

緑茶(カテキン) 抗酸化作用が高く、食後の血糖値上昇も抑える効果があります。

ブルーベリー(アントシアニン) 視力保護にも役立つポリフェノールの一種。

赤ワイン(レスベラトロール) 適量であれば心疾患リスクを下げる効果があると報告されています。

ニンジン(βカロテン) 体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康にも寄与。

ダークチョコレート(フラバノール) カカオ70%以上のものを選びましょう。

納豆(セレン・ビタミンK2) 血液の流れをスムーズにし、動脈硬化予防に一役。

オリーブオイル(ポリフェノール・オレイン酸) 加熱調理よりもドレッシングなどの生食がおすすめ。


【抗酸化食品+マイナスイオンの相乗効果】

近年の研究では、マイナスイオンが血流改善を促す可能性があることが示唆されています。抗酸化食品によって体の内側から酸化ストレスを抑え、マイナスイオンを活用することで外的環境からの影響を和らげる——この2つのアプローチを併用することで、より効果的な動脈硬化予防が期待できます。


【まとめ】

抗酸化食品は、動脈硬化のリスクを下げるための強い味方です。普段の食事に上記のような食材を取り入れることで、体内の酸化ストレスを軽減し、血管の健康を保つことができます。さらにマイナスイオンを活用する習慣を加えることで、相乗的な血流改善効果を得られる可能性もあります。生活の中に無理なく取り入れて、日々の健康維持に役立てましょう。


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