血流改善に良いオイル、悪いオイル
- 日向 凛
- 8月17日
- 読了時間: 3分
更新日:8月25日

血流の健康は、全身の臓器に酸素と栄養を届けるうえで欠かせません。その血流を左右するのが、日々の食生活、とくに「油(オイル)」の選び方です。
油は私たちの体にとって必要不可欠な栄養素である一方で、種類や摂り方によっては血流を悪化させ、動脈硬化や心疾患のリスクを高める原因にもなります。
本記事では、血流改善に役立つ「良いオイル」と、避けたい「悪いオイル」について、具体的に解説します。
血流に良いオイルとは?
以下のようなオイルは、血流を改善する効果が期待されています。
1. オリーブオイル(エクストラバージン)
地中海食でも注目されるオリーブオイルは、血液中の悪玉コレステロール(LDL)を下げ、動脈硬化の予防に寄与します。ポリフェノールやオレイン酸が豊富で、抗酸化作用も強力です。
2. アマニ油・えごま油(オメガ3系脂肪酸)
α-リノレン酸を多く含むこれらのオイルは、血液をサラサラにする効果が期待され、炎症を抑える働きもあります。加熱には向かないため、サラダや納豆にかけて摂取するのがおすすめです。
3. ナッツオイル(くるみ油など)
ナッツ系のオイルには、ビタミンEやオメガ3脂肪酸が含まれ、血管の老化予防や血流改善に寄与します。
血流に悪いオイルとは?
以下のようなオイルは、過剰摂取により血流を悪化させるリスクがあります。
1. トランス脂肪酸を含む油
マーガリンやショートニングなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸は、血中の悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロール(HDL)を減少させます。心疾患リスクが高まるため、極力避けたい油です。
2. 過酸化された油(酸化油)
高温調理で繰り返し使われた揚げ油や、長時間放置された油は酸化が進み、有害物質を生成します。これが血管内皮を傷つけ、血流を悪化させる原因となります。
3. 飽和脂肪酸の過剰摂取
動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、摂りすぎると動脈硬化や血栓のリスクを高めます。バターやラードなどはほどほどに。
オイルの摂り方にも注意が必要
オイルは種類だけでなく、「摂取量」や「摂取タイミング」、「調理方法」も重要です。
良質な油でも過剰摂取は禁物:1日あたり小さじ1〜2杯程度が目安。
できるだけ生で摂る:特にオメガ3系は加熱に弱いため、生のまま摂るのがベスト。
バランスが大切:オリーブオイルとアマニ油など、複数の良質な油を使い分けましょう。
マイナスイオンとの相乗効果に注目
マイナスイオンは自律神経を整え末梢血管の拡張を促し、赤血球の凝集を防ぐことで血流改善に役立つとされています。食事だけでなく、マイナスイオン発生機器を活用することで、より効果的に血流改善を図ることができます。
まとめ
血流を良くするには、日々口にする「オイル」の質と量を見直すことが重要です。オメガ3系脂肪酸やオリーブオイルを積極的に取り入れ、トランス脂肪酸や酸化油を避けることで、血管の健康を守ることができます。
加えて、マイナスイオンによる外部からの血流サポートも組み合わせれば、全身の巡りが整い、より健康的な体質への一歩となるでしょう。


